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☆仮庵の祭りで利用する4種の植物
※利用される道具
※植物の意味
・ナツメヤシ: 実はあっても香りがない → 律法的行いはあっても、霊的祝福がない=愛と憐れみが伴わない人
・ミルトス: 香りはあっても実がない → 霊的過ぎて、バランスが取れていない=足が地についていない人
・かわやなぎ: 香りも実もない → 霊的基盤がない=教えに振り回されている人
・シトロン: 香りも実もある → 真に信仰的である人

※対応関係
ネヘミヤ記8章15節では、「オリーブ」、「野生のオリーブ」、「ミルトス」、「なつめやし」、「枝の茂った木」とあるが、
レビ記23章40節では、「美しい木の実」、「なつめやしの葉」、「茂り合った木の大枝」、「川縁の柳」とある。
・野生のオリーブ → 美しい木の実(立派な木の実:新共同) → シトロン
・なつめやし → なつめやしの葉 → ナツメシヤシの若い閉じた葉
・ミルトス → 茂り合った木の大枝
・枝の茂った木 → 川縁の柳

シトロン
(聖書への記述はない)
ヘブライ語: 果実をエトログ(エスログ)と呼ぶ。
英名: Citrus
分類: ミカン科Citrus(ミカン)属。
学名: C. medica
分類: ミカン科Citrus属の常緑低木樹。レモンと類縁にあり、変種が仏手柑。
漢名: 枸櫞(くえん)。と類縁関係にある。
原産: インド東部、ガンジス川上流の高地。
特徴と用途: 果汁は飲料に使われたり、クエン酸の原料にされたりする。果皮は香料の原料とする他、砂糖漬けに加工され、洋菓子に用いられる。
意味: 年中実をつけることから繁栄のシンボル。
 
 
(創世 21:33) 
33 創世 21:33 アブラハムはベエル・シェバに一本の“柳”の木を植え、その所で永遠の神、主の御名によって祈った。

(サムエル 第一22:6)
サウルは、ダビデとその仲間の者たちが姿を見せたと聞かされた。サウルは、手に槍を持って、ギブアにある丘の“ぎょりゅう”の木陰に座っていた。彼の家臣は皆、傍らに立っていた。

(サムエル 第一  31:13)
それから、その骨を取って、ヤベシュにある“柳”の木の下に葬り、七日間、断食した。
 
ヘブル語: アラバ。
聖書名: ぎょりゅう(口語、新共同)
英名: Salt Cedar、Tamarisk
和名: 御柳、タマリスク
分類: ギョリュウ科Tamarix(ギョリュウ属)の落葉小高木。
学名: T. aphylla
原産: ギョリュウ属の類似種は50種ほどがユーラシアとアフリカの乾燥地帯に分布し、特に水辺近くに多い。
特徴と用途: 乾燥と塩分に強く、砂漠など乾燥地でも根を長く伸ばして水分を強く吸収する。ネゲブのベドゥインは日陰と羊の餌としてこの木を植えた。

 
ミルトス
 
イザヤ 41:19
わたしは荒野の中に杉や、アカシヤ、”ミルトス”、オリーブの木を植え、荒地にもみの木、すずかけ、檜も共に植える。
 
イザヤ 55:13
いばらの代わりにもみの木が生え、おどろの代わりに"ミルトス"が生える。これは主の記念となり、絶えることのない永遠のしるしとなる。」
ヘブライ名: ハダス(=愛らしい、美しい)。エステルの別名ハダサ(エステル2:7)はミルトスの意味。
文語訳: もちの樹(岡拈樹)
英名: Myrtle
呼称: マートル。
和名: ギンバイカ(銀梅花)。
分類: フトモモ科Myrtus(ギンバイカ)属の常緑かん木。
学名: M.communis
産地: 南欧産。 
名の由来: Myrtleの名は、芳香を意味するギリシア語に由来。
用途: 葉にも花と同じく芳香があって、これを蒸留し、香水やポマードを作る。
ユダヤでの意味とその理由、利用方法: ユダヤ人は、この木が切られた後も生命力が強く、枯れにくいところから、神の約束と恵みの象徴(イザヤ書55章13節)とし、仮庵の材料(ネヘミヤ8章15節)として、幕屋をこの木の小枝で覆った。結婚の象徴でもあり、花嫁が天蓋(カノピ-)の下でブーケとして手にし、またウェディング・リ-スに編み込んだりしてきた。臨終の床にも備える。 「仮庵の祭り」で利用(レビ記 23章40節)。
花言葉: 愛情。
 
 
ナツメヤシ
(詩篇 92:12)
正しい者は”なつめやし”の木のように栄え、レバノンの香柏のように育ちます。

ヘブル語: タマル。
英名: palm tree、date palm。“手のひら”状の葉をつけることから。
呼称: しゅろ(口語訳)、なつめやし(新改訳、新共同訳)、蜜(申命記8:8、歴代二31:5)。
和名: 椰子。棗棕櫚(なつめじゅろ)。戦捷木(センジョウボク)。デート(実)。
ギリシア語: フォイニクス(foi'nix)=”赤色”
分類: ヤシ科Phoenix(ナツメヤシ)属などの常緑樹。
学名: P. dactylifera L.
産地: 北部アフリカ原産。 
特徴と用途: 実(date)は、乾燥した保存性が高く、強い甘味を持つ。11月頃が収穫期。その他、各種でも経済価値が高い。(ココナツの採取。材や葉を建材の利用。植物象牙。ボタン。油。ロウ。砂糖や酒。ステッキ。嗜好品。マット。屋根。帽子。帆。綱。針。ボード。衣服。容器。若芽の食用。)
意味: 出エジプト後勝利の象徴とされた。根を窮屈にしたり、幹に重りをつけたりするほど成育が早いと言われていることがその理由。ローマ統治下でも貨幣に刻んだ。エルサレム入場時の歓迎(ヨハネ12:13)でも利用されたため、イースター直前の日曜日を“パーム・サンデー”と呼ぶ。仮庵の材料(ネヘミヤ記 8章15節、レビ記 23章40節)。装飾(列王記 第一 7章35‐37節)、歴代誌 第二 3章5節) 優美、祝福を象徴。「仮庵の祭り」で利用(レビ記 23章40節)。聖書の七産物の一つである。
花言葉: 勝利と征服。成功と平和

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