「故人の言葉として」 プライス・ヒューズ
「故人の言葉として」 プライス・ヒューズ
もし私が死んで、あなたをしばしの間、取り残すことになったとしても、 物言わぬ亡骸に、夜を徹して付き添い、 悲しみが癒されぬまま泣き続けることは、どうかなさらないで下さい。 私のために、もう一度元気を取り戻して微笑んで下さい。 心を奮いたたせ、その震える手で、あなたの自身の心ではなく、 あなたのそばにいる人の心を慰めてあげて下さい。 そして、私が大切にしていたあの未完の仕事を成し遂げて下さい。 あなたにはきっとその力があるのですから。 そうすれば私は、 あなたの心の中でいつまでもあなたの慰めとなり続けるでしょう。 (Price Hughes)