「One Voice」
「One Voice」 作詞・作曲:Robert Gay 訳詞:堀井 栄治 Father, We ask of you this day, to come and heal our land. Knit our hearts together that Your...
金子みすゞ
「わたしと小鳥とすずと」 「星とたんぽぽ」 「紙の星」 「はちと神さま」
「わが秋」 三木露風
「わが秋」 三木露風 秋早く立ちて 昨日野分したるに 草花などみな折れて傷めり。 雲白く、 時はこれよりぞ、いよよきよく、さびしくなりゆく。 我心もきよく、さびしくなりゆく、 思ふべし信仰の勤。 聖堂の鐘、 白楊の林に、 鳴り鳴る。
「クリスマスの夜」 高村光太郎
「クリスマスの夜」 高村光太郎 わたしはマントにくるまつて 冬の夜の郊外の空気に身うちを洗ひ 今日生れたといふ人の事を心に描いて 思はず胸を張つてみぶるひした ――彼の誕生を喜び感謝する者がここにも居る 彼こそは根源の力、万軍の後楯 ...
「或る日曜日の詩」 山村暮鳥
「或る日曜日の詩」 山村暮鳥 けふは何といふ日であらう 此の善い日曜日は 空はくもつてゐるけれど 自分達はうれしさに跳ね起きて そして朝の聖餐を 高徳なやさしい老宣教師からうけるために 町の寂しい教会をさしていそいだ おお此の身を切るやうな冬の朝 ...
「自分はこれまで……」 山村暮鳥
「自分はこれまで……」 山村暮鳥 自分はこれまで 考へてみると 自分のすかないものを避け 自分のすかないものには渋面を見せ 自分のすきなことばかりしようとして来た 読む本 交はる友達 たべもの 風景 天気 其他のすべてに ...
「審くなかれ」 アデレイド・アン・プロクター
「審くなかれ」 アデレイド・アン・プロクター あなたが軽蔑する 他人の堕落の深さは 神が彼をそこから引き上げられる時に 神の憐れみと愛とが どんなに高いものであるかを示すために み使いが彼をささえる手を しばし ゆるめたのであるかも知れない ...
「いと低き<ところ」 クリスティーナ・ロセッティ
「いと低き<ところ」 クリスティーナ・ロセッティ いと低き處(ところ)を給へかし。われおほけなく いと低きその處を請(こ)ふにはあらず、ただ君は死にたまへり、 君がかたへに榮光(みさかえ)を 生きて頒(わか)たむそのために。 いと低き處を給へかし。若しわがために...
ボワロー
ボワロー 人が天から心を授かっているのは、人を愛するためである。
与謝野晶子
淵の水になげし聖書を又もひろひ 空仰ぎ泣くわれまどひの子 そのはてにのこるは何と問ふな説くな 友よ歌あれ終の十字架