「審くなかれ」 アデレイド・アン・プロクター
「審くなかれ」 アデレイド・アン・プロクター あなたが軽蔑する 他人の堕落の深さは 神が彼をそこから引き上げられる時に 神の憐れみと愛とが どんなに高いものであるかを示すために み使いが彼をささえる手を しばし ゆるめたのであるかも知れない ...
「いと低き<ところ」 クリスティーナ・ロセッティ
「いと低き<ところ」 クリスティーナ・ロセッティ いと低き處(ところ)を給へかし。われおほけなく いと低きその處を請(こ)ふにはあらず、ただ君は死にたまへり、 君がかたへに榮光(みさかえ)を 生きて頒(わか)たむそのために。 いと低き處を給へかし。若しわがために...
ボワロー
ボワロー 人が天から心を授かっているのは、人を愛するためである。
与謝野晶子
淵の水になげし聖書を又もひろひ 空仰ぎ泣くわれまどひの子 そのはてにのこるは何と問ふな説くな 友よ歌あれ終の十字架
「詩集」 水野源三
「詩集」 水野源三 咲き匂う月見草の花は野辺の詩 鳴き競う河鹿の声は清流の詩 飛び交う蛍の光は夜空の詩 これらの詩を一つ一つ集めて 神様に捧げる詩集を作ろう 「み国をめざして-水野源三 第四詩集」より 発行社 新教出版社出版事業部 ...
「救いの御子の降誕を」 水野源三
「救いの御子の降誕を」 水野源三 一度も高らかに クリスマスを喜ぶ賛美歌を歌ったことがない 一度も声を出して クリスマスを祝うあいさつをしたことがない 一度もカードに メリークリスマスと書いたことがない だけどだけど 雪と風がたたく部屋で 心の中で歌い ...
「傷跡」 水野源三
「傷跡」 水野源三 三十三年間寝たきりの私の額には 三つの傷跡がある その一つ一つの傷跡には 美しい野山を遊び回った思い出がある 神様が与えてくださった尊い十年間が 「今あるは神の恵み-水野源三第三詩集 」より 発行社 主婦の友出版サービスセンター
「悲しみよ」 水野源三
「悲しみよ」 水野源三 悲しみよ悲しみよ 本当にありがとう お前が来なかったら つよくなかったら 私は今どうなったか 悲しみよ悲しみよ お前が私を この世にはない大きな喜びが かわらない平安がある 主イエス様のみもとに つれて来てくれたのだ 「私は私らしく」より ...
「生きる」 水野源三
「生きる」 水野源三 神様の 大きな御手の中で かたつむりは かたつむりらしく歩み 蛍草は 蛍草らしく咲き 雨蛙は 雨蛙らしく鳴き 神様の 大きな御手の中で 私は 私らしく生きる 「私は私らしく」より 発行社 いのちのことば社 ...
「生かされている」 水野源三
「生かされている」 水野源三 自分では 何も出来ない私が 家族のやさしさによって オレンジジュースを飲み アイスクリームを食べ 詩を作り み言葉を学ぶ 自分では 生きられない私が 神様に 愛され 生かされている ...