「審くなかれ」 アデレイド・アン・プロクター
「審くなかれ」 アデレイド・アン・プロクター あなたが軽蔑する 他人の堕落の深さは 神が彼をそこから引き上げられる時に 神の憐れみと愛とが どんなに高いものであるかを示すために み使いが彼をささえる手を しばし ゆるめたのであるかも知れない ...
「いと低き<ところ」 クリスティーナ・ロセッティ
「いと低き<ところ」 クリスティーナ・ロセッティ いと低き處(ところ)を給へかし。われおほけなく いと低きその處を請(こ)ふにはあらず、ただ君は死にたまへり、 君がかたへに榮光(みさかえ)を 生きて頒(わか)たむそのために。 いと低き處を給へかし。若しわがために...
ボワロー
ボワロー 人が天から心を授かっているのは、人を愛するためである。
与謝野晶子
淵の水になげし聖書を又もひろひ 空仰ぎ泣くわれまどひの子 そのはてにのこるは何と問ふな説くな 友よ歌あれ終の十字架
「詩集」 水野源三
「詩集」 水野源三 咲き匂う月見草の花は野辺の詩 鳴き競う河鹿の声は清流の詩 飛び交う蛍の光は夜空の詩 これらの詩を一つ一つ集めて 神様に捧げる詩集を作ろう 「み国をめざして-水野源三 第四詩集」より 発行社 新教出版社出版事業部 ...
「救いの御子の降誕を」 水野源三
「救いの御子の降誕を」 水野源三 一度も高らかに クリスマスを喜ぶ賛美歌を歌ったことがない 一度も声を出して クリスマスを祝うあいさつをしたことがない 一度もカードに メリークリスマスと書いたことがない だけどだけど 雪と風がたたく部屋で 心の中で歌い ...