「朝顔」 水野源三
「朝顔」 水野源三 今年は 咲かないと 思っていたのに 秋風が吹く 窓辺に 朝顔が ようやく咲かせた ピンクの花 そのひたむきな優しさに そのひたむきな美しさに 私は心から 神さま ありがとうございます ...
「結婚記念日」 水野源三
「結婚記念日」 水野源三 あんずの花が ほころびる今日は 十六回目の 弟夫婦の結婚記念日 父母は逝き 妹たちは嫁ぎ 二人の姪と 私の世話をしてくれる 弟夫婦に 神さまの 祝福を祈る 「み国をめざして-水野源三 第四詩集」より ...
「涙」 水野源三
「涙」 水野源三 カレーライスを作るために たまねぎをきざみ 涙流す姪 その涙が 悲しみに 変わらないように もし変わっても その悲しみに 負けないように イエスさま支えてください 「み国をめざして-水野源三 第四詩集 」より ...
「しゃべれない書けない」 水野源三
「しゃべれない書けない」 水野源三 私の まばたきを見て 一字一字拾って 詩を書いてもらう 一つの詩を書くのに 十分 二十分 三十分 義妹の愛と忍耐によって 一つ二つ三つの詩が生まれる 神さまに 愛されて 生かされている 喜びと感謝を ...
「御恵み」 水野源三
「御恵み」 水野源三 毎食前に 漢方のゼンソクの薬を 飲みながら 春を待つ私のため スーパーの店先で 義妹が見つけてきた 小さな鉢植えの クモマ草の花 母が死んだら 生きられないと思ったのに 今日は八度目の 母の命日 ...
「プレゼント」 水野源三
「プレゼント」 水野源三 すばらしいすばらしい プレゼントはいらない 美しい美しい カードもいらない おいしいおいしい ケーキもいらない 神さまからの 愛のこもった プレゼントがあるから 「み国をめざして-水野源三 第四詩集」より ...
「苦しまなかったら」 水野源三
「苦しまなかったら」 水野源三 もしも私が苦しまなかったら、 神さまの愛を知らなかった。 多くの人が苦しまなかったら、 神さまの愛は伝えられなかった。 もしも主イエスが苦しまなかったら、 神さまの愛は現れなかった。 ...
「最上のわざ」
「最上のわざ」 作者:ヘルマン・ホイヴェルス この世の最上のわざは何か 楽しい心で年をとり 働きたいけれども休み しゃべりたいけれども黙り 失望しそうな時に希望し 従順におのれの十字架をになう 若者が元気いっぱいで 神の道を歩むのを見てねたまず ...
「アンブロシウスの祈り」
「アンブロシウスの祈り」 加藤常明訳 父の栄光の輝きを歌う 光から光を呼び起こし 光の光 光の泉 日々を輝かす日 そして、輝きつつ射し込む太陽 永遠の輝きを放つ太陽よ 私どもの五感に、聖霊の輝きを注いでください 私どもは願いを込めて父を呼びます ...
「ライン・ホールドニーバーの祈り」
「ライン・ホールドニーバーの祈り」 訳者:大木秀夫 神よ、 変えることのできるものについて、 それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。 変えることのできないものについては、 それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。 そして、 ...